物流業界は、地域社会・日本経済において重要な役割を果たしています。その機能は「配送・輸送」、「保管」、「梱包・包装」等多岐に渡り、非常時である自然災害発生時には大量の緊急支援物資の輸送を行い、国民の生活を支えるためのインフラとして無くてはならない存在となっています。
このような環境下、2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制が適用され、「モノが運べなくなる」可能性が懸念されております、「物流の2024年問題」と言われる問題です。私たち日本青年会議所物流サービス部会は、日本経済のインフラを担う一端としての責任を自覚し、「物流の2024年問題」等多くの問題を抱える物流業界においてそれらの諸問題に取組み、物流を通じて持続可能な社会の実現を目指してまいります。
物流サービス部会の会員数は幸いにも近年増加傾向にあります。これは、EC市場拡大など様々な社会的背景もあるかと思われますが、一番の理由は青年会議所の強い繋がりによって多くのメンバーが集まっているのだと考えます。
この繋がりを「強化」する事により、既存ビジネスの成長、有事に迅速な支援協力体制を構築し、「繋がりを広げる」事により物流部会の魅力と発信力を高め、会員拡大を目指します。
他部会との交流を通じ人間関係、協力体制の基盤の構築を行い、改めて業種別部会連絡会議の存在意義について深く理解し、様々な業種との繋がりを強化することで、既存ビジネスの発展と成長を目指します。
今年も、我々現役メンバーが部会活動を行う事ができるのは、諸先輩方が築き上げて来られた45年という歴史と伝統があるからです。その想いを受け継つぎ、シニアメンバーと現役メンバーとの繋がりを更に強化し、持続可能な部会を目指し運営をして参りますので、どうぞ1年間よろしくお願いいたします。